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一度落ちてから合格した先輩たちが、あの1年間でやっていたこと|劇団四季オーディションを終えたあなたへ

9月12日
読了時間: 10分

こんにちは。プロ育成ミュージカルスクールSeedスタッフの杉岡詩菜です。


今日は、劇団四季オーディションの結果を受け取り、様々な気持ちを抱えながら、これまでを振り返り、これからについて考えている皆さんへ、本記事をお届けします。

おそらくこの記事に辿り着いた多くの方が、オーディションを終えて悔しい気持ちを抱きながらも、何かを変えよう、変わろう...と次なる一歩を探している最中なのではないでしょうか。


Seedはこれまで毎年劇団四季へ合格者を輩出してきましたが、その卒業生の多くが何度か「不合格」を経験した上で、翌年以降の再挑戦で合格を掴み取っています。


本日は、現在もプロの現場で活躍している卒業生3人に、劇団四季オーディションで不合格を経験してから合格するまでの道のりについてのインタビューをお届けします。

今、立ちあがろうとしているあなたの背中を後押しするようなヒントが見つかりますように。


3人の言葉に共通していたのは「自信」でした。

その「自信」を得るまでの日々に迫ります。





◼︎不合格を知った時、率直にどう感じましたか?


・「もちろん悔しかったのですが、そうだよなと納得もしていました。当時の私は、結果がついてくるほどの努力を1年間できていたと胸を張って言えなかったし、自分の歌に自信もありませんでした。何かきっかけがあって切り替えたというよりは、死に物狂いで努力して自信を持てるようになれば来年は結果も変わるだろうと思い、自然と前向きになっていきました。」


・「率直には、「今の私は、まぁ落ちて当然だ……」と感じました。落ちた理由はその場で自覚できて状況を受け入れられたので、すぐに「来年絶対に合格する」と気持ちを切り替えていました。年齢的にも次がラストチャンスだと思っていたので、くよくよ立ち止まるよりこれからのことに一生懸命になりたいと思ったからです。」


・「『直向きに努力すれば結果に繋がる訳ではない』と絶望しました。悔しくて、苦しくて、これからどう頑張れば良いかわからなくなりました。それでも「誰よりも早く立ち上がれば、誰よりも次のオーディションまで実力をつける時間ができる」と自分を奮い立たせ、すぐに練習を始めました。切り替えたというよりも、前に進んでいる間に自然と切り替わっていた感覚に近かった気がします。」


ー3名に共通していたのは、不合格を悔しい気持ちで受け止めながらも、その原因から目を逸らさず冷静に分析する姿勢です。気持ちを無理に切り替えようとするのではなく、「次こそは」という思いでレッスンや練習を積み重ねる中で、自然と前向きな気持ちが芽生えていきました。そうした地道な努力の1年間が、翌年の合格という結果に結びついたのだと感じます。不合格を経験したからこその「強さ」を感じるような回答が並びました。




◼︎自分なりに見つけた「落ちた理由」は何だったと思いますか?


・「今思えば、覚悟とこだわりだと思います。劇団四季のオーディションは年に1回しかなく、合格者も少数です。生半可な覚悟の人が選ばれるとは思えないし、自分の中でもうこれ以上はできないというところまで技術を磨き、そういう覚悟で臨んでいる人でないと合格にはつながらないのではないかと思います。」


・「とにかく自信がありませんでした。技術的なことばかりをずっと考えていて、役をどんな風に生きるか、何を伝えたいかという一番大事な部分が抜けてしまい、その自信の無さが出てしまっていたと思います。身だしなみからも自信の無さが伝わっていたと思います。ピシッと決めている人は、それだけで自信があって華やかに見えました。もっとカッコよく自己プロデュースできていたら、また一つ自信が持ててプラスになったのではと感じました。」


・「”運やタイミング”も多少はあるかもしれませんが、少なくとも受かった年よりも遥かに実力不足でした。自分の強みや伸ばすべき点を自己分析しきれていなかったことや、経験が少なく当日は緊張で実力を発揮しきれなかったことが、大きな理由だと思います。」


ー3人の言葉から、不合格の要因を「覚悟」「自信」「実力」といった自分自身の内側にあるものとして捉え、それらを圧倒的な鍛錬によって獲得しようと行動した日々が見えてきました。技術面だけでなく、ビジュアルを含めた自己プロデュース力、自己分析の甘さなど、それぞれが自分の弱点を具体的に見つめ直していました。そうした厳しい自己分析こそが、翌年の合格に向けた成長の出発点になったのだと感じます。




◼︎再挑戦の1年間、具体的にどんな練習をしていましたか?


・「前年に比べてとにかくレッスンを増やし、落ち込んだり悩んだりする暇がないくらい常に課題を抱えている状態で1年を過ごしました。落ちた年と合格した年の一番の違いは、1回のレッスンに懸ける気概です。先生がおっしゃることを1文字も聞き逃したくない、周りの誰にも負けたくない。その思いが原動力でした。1週間では到底クリアできないような課題も多くありましたが、継続して取り組むことで少しずつ良い方に進んでいると信じてやっていました。」


・「とにかく個人練習の時間を増やしました。落ちた年はレッスンをただ淡々とこなすだけになっていましたが、Seedに入ってからは、レッスンで得たものを一人で噛み砕いて練習する時間が非常に増えたと思います。」


・「合格するまでの最後の一年間は、生活のすべてをオーディションのために過ごしていました。友人とも遊ばず、プライベートな時間はほぼありません。仕事もレッスンに通いやすい時間・場所・環境に変え、毎日2〜3レッスンと自主練を重ねる日々でした。様々なオーディションを積極的に受けて場数を踏み、緊張の中での自分の状態を分析することも意識していました。」


ーそれぞれレッスンの量だけでなく、質と本気度を大きく引き上げた様子が見えてきました。1回1回のレッスンに全力で向き合い、そこで得たものを個人練習で自分のものにするというサイクルを徹底し、生活のすべてをオーディションのために捧げるほどの覚悟で1年間を過ごしていました。その圧倒的な行動量と密度の高い積み重ねが、合格という結果へ後押ししたことは間違いないでしょう。




◼︎挫けそうになった時、何が支えでしたか?


・「正直、オーディション合格までの間に挫けそうになることはありませんでした。自分の感情を混ぜずに、事実だけを見るようにしているからです。気を抜くと人と比べてしまうし、自分のできていない部分にばかり目が向いてしまいます。だから、「ここが足りていないから、こう見えるのだ」と一旦事実を冷静に言語化することで、感情に流されずすぐに切り替えられたように思います。」


・「マイナス思考になるとなかなか抜け出せないので、一人で溜め込まないように友人や周りの人に相談して励ましてもらいました。大好きな曲を聞いて自分を奮い立たせてもいました。その曲を聞くと、今精一杯練習できていること、毎日元気でいられること、いろんなことに感謝できて、自然と気持ちを切り替えることができました。」


・「夢に向かって前進し続ける仲間たちに囲まれていたこと、そして誰よりも私たち生徒のことを考え、自身も絶えず極め続ける先生方の側で夢を追えていたことが、何よりの支えでした。「私も負けられない」という思いは、劇団に入った今も変わらず、大きな支えの一つです。」


ー事実を冷静に言語化する、信頼できる人に相談する、仲間や先生の存在を支えにするなど方法は様々ですが、様々な感情や考えを、自分なりに前を向く力に変えていた点は共通していました。プロを目指すこと、そしてプロとして生きることは、正直とても過酷です。感情に飲み込まれそうになることも多くあるかと思います。そんな中で、自分にとっての喜び・支え・エネルギーの源を見つけ出すことが、それぞれの夢や目標に向かって走り続けるための力となります。




◼︎合格した年、本番で感じた変化はありましたか?


・「前年とは全く違っていました。緊張もなく、この場で歌えること、話せることが嬉しくて仕方ありませんでした。オーディション前日も、早くやりたい、早く見せたいという気持ちでいっぱいでした。ここで落ちたらもう仕方ないという思いを上回る、「私は絶対に大丈夫」という確信がありました。」


・「落ちた時は、書類選考は「受かったら嬉しいな」、予選は「落ちて当然だ……」という気持ちでした。合格した年は、書類選考は「絶対に通過できる」、予選は「99%通過できる」、本選は「100%大丈夫」。とにかく自信がありました。練習してきたこと、審査員の方々に見せたいものを、全部出せた気がしました。」


・「自信がありました。単純に受かるという自信というよりも、この一年間、胸を張れるほど努力をしてきたという自信です。今まで受けてきたどのオーディションよりも、楽しかったことを覚えています。」


ーこのインタビューで最も印象的だったのが、3人揃って前年とは対照的な圧倒的な「自信」に満ちていたことです。それは単に「受かりたい」という願望ではなく、この1年間やり切ったという確固たる裏付けであると感じました。積み重ねてきたものへの確信こそが、合格を引き寄せる力になったのでしょう。




◼︎今、不合格で立ち止まっているあなたへ


・「ものすごい努力の上に不合格を突き付けられるなんて、普通に生きていれば経験しないことです。その結果に落ち込むのも当然のことだと思います。それでも、劇団にやりたいことがあって、今求める姿が合格をしないと手に入れられないのなら、今はただやるしかないのだと思います。私自身、4回目の受験で合格しました。音楽大学卒業でもなければ、芸事を始めたのも19歳と遅く、条件としては決して良い方ではなかったと思います。それでも、たくさん苦労し、たくさん努力して入った人の輝き方は、他とは違います。若い年齢で受からない自分を卑下する必要はなく、むしろ長い間努力し続けられる自分を、誇っていいと思います。」


・「今は思うようにいかず、立ち止まっているように感じるかもしれません。でも、自分と向き合い、できないことから逃げずに努力した時間は、必ず未来の自分の力になります。自信は、できるようになったから生まれるのではなく、できるようになるまでひたすら努力した時間が、少しずつ与えてくれるものだと思います。悔しいことも辛いことも、全部キラキラして見える日が必ず来ます。共に頑張りましょう。」


・「私は夢を叶えるまでの時間が長かったこともあり、幾度となく不合格を経験してきました。そのすべての経験で、違う悔しさ、苦しさ、虚しさ、たくさんの「絶望」を感じました。今は輝いて見える諸先輩方も含めて、夢を追う人は皆、それぞれの「絶望」を経験して今があるのだと思います。今の想いを、たくさんの人に話してみてください。色んな方の話も聞いてみてください。この経験は、誰にも奪えないあなただけの魅力や武器に変わっていくはずです。」


ー自信は結果からではなく、努力を重ねた時間そのものから生まれるものであり、今の悔しさや絶望もいずれ自分だけの魅力や武器に変わっていくのだと受け取れるような3人のメッセージには、私自身も励まされるような思いです。今、感じていること考えていることが、そのまま未来へと繋がっていきます。どんな思いも無視しないで、大切に受け止めながら、前に進むためのエネルギーへと変換していってください。





Seedでは、技術の指導はもちろん、こうした夢や目標との「向き合い方」そのものを一人ひとりと一緒に考えています。

次のオーディションに向けて、新しい一歩を探している方はぜひ一度ご相談ください。


苦しくて悔しい経験が、皆さんの明るい未来につながるよう祈っています。



2026年10月〜 新規ご入会に伴う体験レッスンのご案内


現在、新規入会希望(2026年10月〜レッスン参加)を 受付中です!


Seedでは、ご入会前に必ず体験レッスンの受講をお願いしております。

また、当スクールへの入会は承認制となっております。

体験レッスンで実力・集中力・適正を吟味した上で入会の可否を判断させていただきます。


🗓️体験可能スケジュール

◼︎バレエ

9/19(土) 17:15-18:45 バレエ 中上級  馬場美根子 

9/21(月) 13:15-14:45 バレエ基礎強化 馬場美根子 

9/28(月) 13:15-14:45 バレエ基礎強化 馬場美根子      

     19:15-20:45 バレエ 中上級  松出直也


◼︎ジャズダンス

9/18(金) 19:15-20:45 ジャズ初中級 田村有香理

9/19(土) 19:15-20:45 ジャズ中上級 谷本有紀


◼︎ヴォーカルトレーニング

9/19(土) 15:15-16:45 ビョン・ホギル


◼︎演技基礎強化

9/14(月) 15:15-16:45 豊田早季

9/21(月) 15:15-16:45 豊田早季




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